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1998年5月12日 徳島新聞掲載記事

添削ソフト 7月に発売 徳島市内のエイペックス 徳大と共同開発パソコンソフト開発のエイペックスは、徳島大学工学部知能情報工学科の研究グループと共同開発した通信添削ソフト「コレット」を7月1日から発売する。標準価格は5万円だが、11日から4万円で先行予約を始めた。初年度は1億円の売り上げを見込んでいる。
コレットは、文書を電子メールで送信すると、受け取った側が、文書に「訂正」「削除」などと添削。添削部分が赤字で記入された文章を電子メールで送り返す。郵便を使っていたのと同じ通信添削が可能になる。指導を受ける側はどこをどう修正されたかが、一目でわかる仕組み。
ソフトを記憶させたCD-ROMと説明書が1セット。1セットの導入で、添削する側はパソコン1台、受ける側は30台まで使用権がある。このため、通信教育だけでなく、印刷業界や出版業界など原稿をやりとりする業界で幅広く活用できる。
当面は、同社が直販方式でさまざまな業界に売り込むが、来年度以降は代理店網を構築し、広域に販売する。また、日本語を英語に置き換えた英語版も開発中で、米国などを中心に英語圏の国々にも売り出す方針。
宮田社長は「これからもコミュニケーション分野での便利なソフトの開発を進めていきたい」と話している。

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