
コレットは、文書を電子メールで送信すると、受け取った側が、文書に「訂正」「削除」などと添削。添削部分が赤字で記入された文章を電子メールで送り返す。郵便を使っていたのと同じ通信添削が可能になる。指導を受ける側はどこをどう修正されたかが、一目でわかる仕組み。
ソフトを記憶させたCD-ROMと説明書が1セット。1セットの導入で、添削する側はパソコン1台、受ける側は30台まで使用権がある。このため、通信教育だけでなく、印刷業界や出版業界など原稿をやりとりする業界で幅広く活用できる。
当面は、同社が直販方式でさまざまな業界に売り込むが、来年度以降は代理店網を構築し、広域に販売する。また、日本語を英語に置き換えた英語版も開発中で、米国などを中心に英語圏の国々にも売り出す方針。
宮田社長は「これからもコミュニケーション分野での便利なソフトの開発を進めていきたい」と話している。